昨日は、古民家移築再生中のお施主様ご夫婦と設計士さんとで打ち合わせがありました。
今回の打ち合わせ場所は事務所でしたので、私もお施主様にお会いすることができました。
完成間近とはいえ、打ち合わせは午前中から夕方まで続き、
まだまだ決めなければいけない細かいことが沢山あり、大変だなぁ…と思いました。
じっくり検討されて長く使える愛着の持てる家が完成しますように☆
ところで、先日ご紹介したこちらのキッチン。 扉をお施主様が塗られるそうです。

…ということで、この日、実際にキッチンの扉に使った シナ という素材の板に
1.柿渋とカキトモを一対一で混ぜたものを一回塗る。
2. 〃 二回塗る。
3. 〃 にベンガラを混ぜて塗る。
という実験をしましたので 私も参加させていただきました。

柿渋は、渋柿の未熟な果実を粉砕、圧搾して得られた汁液を発酵・熟成させて得られる、 赤褐色で半透明の液体 (ウィキペディアより)
「カキトモ」は柿渋と併用することで耐水、耐酸・耐アルカリ性を有した天然塗料です。
柿渋は化学物質を無害化する働きがありますが、酸やアルカリに対して弱く水に対しても溶けやすい性質があります。これらの問題点を解決したのが「カキトモ」です。(株トミヤマ様HPより)
この柿渋はサンプルでいただいたものです。
柿渋とカキトモを一対一で混ぜています。

板目に沿って刷毛で塗ります。

こちらは弁柄(べんがら)です。
べんがらは酸化第二鉄を主成分とする安全な無機顔料です。
柿渋と混合して使用すると防水・防虫・防腐作用があります。カラーは黒・赤・黄・ベージュ・ダークボルドー・茶・朱の7色の他に白(酸化チタン)・ 濃茶(古代色風)もあります(㈱トミヤマ様HPより)
何となく赤いイメージがあったので・・いろいろな色があることに驚きました。
ベージュを使いました。

柿渋とカキトモを混ぜた液にベンガラを混ぜ 刷毛で塗りました。

実験結果。こんな感じです。もう少し日が過ぎるとまた色が少し変わってくるそうです。
実際にキッチンに塗る時に どの色にするか 検討されるそうです。

自分の家のキッチンの扉をお施主さんご自身が塗られるなんて とっても素敵なことですね♪♪
完成したキッチンをぜひ見せていただきたいと思いました。
…ちなみに 柿渋のにおいは とても臭いです。
実際には無臭タイプの柿渋を使われるそうです。
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